ブログ Blog

2021年05月03日

~知的好奇心は尽きない~

こんにちは!

4月中新年度のドタバタで中々更新が出来ませんでした…(言い訳…)

忙しく仕事をしている白衣の男性のイラスト

5月は頑張ります!

タイトルにありますが私はいまだに知的好奇心が尽きないタイプでして、今だにいろいろなことを調べてしまいます。

そんな中最近とても興味を持っているのは昆虫です!

虫を捕まえる子供のイラスト

ん?国語の先生では?元数学教師では?

実はわたくし生物も大好きでして、高校時代は生物の成績が一番よかったりもしました(笑)

大学の卒論も進化論と確率概念の関係性についてという生物と数学を混ぜたようなものを研究していました。

触るのはあまり好きではありませんが…昆虫の不思議に夢中です…

そもそも昆虫のミッシングリンクについての考察記事を見たのがきっかけだったのですが。

そもそも【ミッシングリンク】とは?

進化論によりますとAという生物が進化しCという生物になるとき

Aの特徴とCの特徴を両方持つBという中間種がいるはずだという考えのもとに

Bの生物が見つかっていないときに使う言葉です。

身近なところで言いますと我々人間と猿人の中間種『アウストラロピテクス』などがあります。

最近では、短い期間に進化を遂げる可能性もあったり、こういう中間種が見つかっているものの少なさから進化論の考え方自体に議論がなされています。

そんな中昆虫も中間種が見つかっていないのですがそれにしては謎が多いのです。

【昆虫の謎 起源について】

昆虫の起源は今から5億年近く前。

これについてもまだわかっていないことが多いのですが、化石が見つけられDNA研究された中だとそのくらいではないかと言われています。

その時はとてもシンプルなつくりでした。

しかし今から3億5000年前、突然いろいろな進化を遂げた昆虫がたくさん出てきます。

大きなトンボと絵を見たことがありませんか?あの時代です!

昆虫は元々化石化しやすいのに中間種が見つかっていないのも不思議といわれています。

最初から完成している形で存在している生物も珍しいのですが、昆虫の中には何億年も前から姿形が変わっていないものも多くいます。

ソース画像を表示

このように甲殻類から昆虫が出来たというのが定説ですが、宇宙から来た宇宙人?という説もあるほどです。

【昆虫の謎 生態】

現在、生物の6割は昆虫ともいえるほどたくさんの種類がいて、現在地球上でもっとも多いのですが、不思議な生態が多いのです。

まずは飛んでいる昆虫。この飛んでいるのももともと持っている作りで、鳥のように足が進化して飛べるように器官が置き換わったわけではなく、もともと飛ぶための能力をもともと持っているということになります。

しかもトンボなどの高度な飛行技術。突然止まったり、突然動き出したり。そのメカニズムは未だによくわかっていません。

そして成長過程。昆虫は幼虫からさなぎになり成虫になるという風に変態する生き物です。さなぎにならずに成長する不完全変態の昆虫もいますが、これは小学生の理科で習います。

蝶のさなぎのイラスト

このさなぎですが…中身は液体です…

一度芋虫の形で生まれ、その後一度液体になり全く違う成虫になる。

そんな成長をする生物は昆虫以外ありません。

人間でいうと大学卒業したら急にドロドロになり、10年くらい全く何もせず、その後全く違う形で羽が生え飛び回れるように生まれ変わる…

意味が分かりません…(笑)

【昆虫の謎 擬態】

昆虫の中には擬態と言って周りの風景に溶け込み、天敵から身を守る種類があります。

葉っぱや木などにカモフラージュするものを見たことがあるかもしれません。これは昆虫以外にも魚や亀、タコなどに見られるのですが、昆虫のそれはレベルが違います。

この写真を見てください。

ソース画像を表示

これはムラサキシャチホコという昆虫なのですが、丸まっている葉っぱのように見えます。

ですがこれは羽が丸まっているわけではないのです!

影や光などで立体的に見せているいわばトリックアートなのです!

それ以外にも花などに擬態するものも多いですが、モンウスギヌカギバという昆虫はとんでもないものに擬態しています。

それは鳥の糞とそれに群がる2匹のハエです。

なんだそれは?と思うかもしれませんが、そのままなのです。羽に鳥の糞とそれに群がるハエが2匹いるような模様が出ているのです。

ここに写真を載せるのは見た目が少しアレなので省略します…興味のある方は是非…

昆虫はほんとに不思議でいっぱいですね…

ちなみに昆虫をただムシということがありますが、ムシとは本来はもっと広い範囲の意味を持つ言葉で、獣、鳥、魚介類以外の全動物を指す言葉だったのです。

今でも「蛤(はまぐり)」「蛸(たこ)」「蛇(へび)」など虫ではないのに虫がつく漢字も多く残っています。

(国語の先生らしいこともいれないと…)

そんな知的好奇心旺盛な私ですが、このように得た知識を授業中に紹介することも多いです。

「なんか先生の言っていた雑学を妙に覚えている…」

という経験皆さんあると思うのですが、学びにつながるような話を付け加えたりすることで、子どもの知的好奇心をくすぐり、そして強く印象付けられるように話をすることもあります。

楽しく、勉強するお手伝いをできればと思っております。

それでは長く話過ぎました…

次回のキノコ編でお会いしましょう!!(国語と算数は…!)

茸のイラスト

とうきょう子育て研究舎 代表 飛田野 凌太

Access

とうきょう子育て研究舎

〒113-0021 東京文京区本駒込1-13-14 2階
営業時間:14:00~20:00
EMAIL:mail@kosodate-labo.co.jp
TEL:03-5981-9868
定休日:毎週月曜日/年末年始

アクセス
・営団地下鉄南北線「本駒込」駅 徒歩5分
・都営地下鉄三田線「白山」駅  徒歩7分
・都営地下鉄三田線「千石」駅  徒歩7分

トップに戻る