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2023年07月01日

不登校教育について Vol.1 

 

当塾では不登校児に向けた

 

登校支援教育を行っております。

これは私が不登校児への登校支援を行いたいから教職課程を受講し教員になったという経歴があるからです。

公的現場では何もできない。それを肌身で感じた方こそ私塾で現在不登校児の指導を行っております。

 

この記事では不登校児の現実とその後。当塾に通うとどのように変わり登校復帰できるかということをのせていきたいと思います。

 

記事を見ていただき、不登校の子どもがいる・身近に不登校で困っている方がいる・登校渋りが始まってきた。

などお困りの方はまずご連絡いただければと思います。

 

100以上の不登校児と接し、指導した24人の不登校児すべて学校復帰させた私にできることがありましたら是非ご協力させてください。

 

学校に別に行かなくても何とかなるケースは稀

「この世の中は残酷だ」。そんなことをよく聞きます。

しかし、実際に目の当たりして落胆し、感情移入してその状況を打開するために何か手助けをする

経験というのはよくあるわけではありません。

それは外に出て目に見える状況になったときは、もうすでに手遅れになっていることが多いからです。

残酷な目に会っていてもなかなか相談ができないというのもあります。そして結果だけ聞かされ、同情をすることしかできない。それもまた残酷。

教育現場で働いていると、残酷な光景を見る機会は一般の職種より多いです。

親からのネグレクト・虐待。いじめ問題。体罰。ハラスメント。挙げればきりがありません。

その中に不登校問題があります。

不登校の現実は思っているよりも残酷です。

学校に通いたいと思っても通えない。

最初は希望を持っていたが時間がたつごとに先が暗くなる。

その結果家族全体で疲弊してしまう。

最悪の場合一家離散。

もしくは暴力的行動に出てしまい家庭内暴力、外に出ての非行に走り、補導もしくは逮捕

そんなことにはならない。

いつかきっと大丈夫になる。

うちの子に限って。

そうならないように育てている自信がある。

別に学校に行かなくても何とかなる

成功している人もいるし大丈夫

不登校問題はとても大変な問題です。

目をそむけたくなる、何かにすがりたくなる気持ちはとても良くわかります。

しかし、不登校が続いてしまった子は社会に出るのも難しい子が多いのも現実です。

実際に私は見てきた現場は想像以上に残酷でした。

今回は不登校専門の家庭教師をし、実際に公立教員の経験を経て、

現在不登校支援塾を立ち上げた私が、現状とそうならないためにしなければならないことを

私なりの見地でお話しできればと思います。

この道に至るきっかけ

浪人時代のあるとき1件の家庭教師依頼が舞い込んできました。

その子はショッキングな出来事がありPTSDになりかけ、登校渋りが始まっていました。

学校に行ってない分の宿題や勉強を見てほしいということ。

学生時代から人に何かを教えるのは好きな方だったし、小学生の勉強で楽そう。お金もいいしやります。

そんな気軽な気持ちで始めたバイトでした。

しかしそこで不登校の現実。悩みに初めて直面することとなります。

うまいように気持ちと体がついていかない。頑張りたいけど頑張れない。

将来に対する漠然とした不安を持ち、それに押しつぶされそうになって泣いてしまう夜。

親御さんも笑って接しているがふとした瞬間に出るかなしい顔。

そのすべてが初めて見た光景でした。

自分の母校は私立ということもあってか不登校というのは存在していなかったし、身近にいるわけではなかったからです。

小学生でここまで考え悩み、不安に感じ心をすり減らしている。

そこで私は、勉強だけではなく遊び相手や外に連れて行ったりすることにしました。

少しでも集団に交じれるようにクラスの友達も呼んで一緒に遊んでみたりもしました。

そうすると少しずつ元気になりもともととても活発な子であるのもあったのでこのきっかけで

すぐに毎日学校に行くことが出来ました。

そこで感じた達成感に希望を見出し、教師の道を目指すようになった。

しかし、それもまた漠然とした「教えるのって楽しい」「親御さんから感謝されると嬉しい」というもの。

その後、毎日学校に通えるようになったという実績が周囲に伝わり、不登校の子の面倒を見てほしいという依頼がもう1件入りました。

こんな一学生に次々と依頼が来るのかと驚きつつも自身に満ち溢れていた私は意気揚々と引き受けました。

しかしそこで壁にぶつかります。

その子は1年間以上不登校状態で家からもほぼ出たことないという状況。

1年間不登校はかなり重たく、家の扉から出ようとするだけで過呼吸になってしまい、泣き叫んでしまいます。

1件目の子はまだ週に2回ほど学校に行けていたのでまだ外に出ることに対する抵抗は少なかった。

そこで両親と連携をとりながら、どうにか学校に復帰できるような手立てはないか模索を始める。

そうすると不登校になった原因が分かってきた。

それはなんと「ゲームをやりたいから」だった。

そんなことあるのか?信じられない気持ちも強かったが本人の口からも同じ言葉が出た。

まずは、これから待ち受ける現実や学校に行くことのメリットなどをその子に対し懇々と諭していきました。

そこから最初は保健室登校、週に1回授業参加にも成功でき、高校に進学するのをきっかけに完全に復帰を果たすことが出来ました。

そこから大学時代に6件の不登校児の家庭教師を行い、学校復帰を成し遂げました。

その中で様々なケースに出会い不登校支援の道に進みたいと思い現在に至ります。

Vol2に続く

講師紹介

飛田野凌太 

私立芝高等学校卒業。東京理科大学理学部数学科卒業。

東京都教員採用試験合格後、中学校の数学の教師になる。

その後教員を退職し、現在の塾を元保育園園長の経験を持つ母と共に立ち上げる。

不登校指導に関しては直接指導した生徒は学校復帰に成功。

不登校の現場を多く見て、指導した経験から講演や指導を行っている。

お問い合わせ先

メール mail@kosodate-labo.co.jp

電話  03-5981-9868

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とうきょう子育て研究舎

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