～漢字のなにがおもしろいの？～

こんにちは。

前回数学を全面に出した話をしまして…

今回は国語塾代表として漢字の話をしようと思います！

(数学も大好きなのでまた数学の話もしますが…)

国語教育において「漢字」というのは避けられないものでもあり、そして鬼門でもあります。

漢字の勉強は嫌いな子が多いです。なぜなら書き取りが大変で面倒だからです。

わが塾でももちろん漢字の勉強はしていますが、書けるようになるには地道な練習しかないというのが事実です。

そんな中で漢字を好きになってほしい。漢字の面白さを知ってもらいたいと日々指導しています。

そのなかでも効果的なのが漢字が出来た由来を話すことです。

例えばこの漢字

「烏」

これは「鳥」という字によく似ていますが、よく見ると違います。

一本線が足りませんね。この線は目をあらわしています。

さあでは何と読むのか。。

この漢字はある鳥を表すのですが、その鳥は真っ黒。目も真っ黒なので体の色に同化して目がどこにあるかわかりづらい。

ここまで聞けば何の鳥か分かりますね。

そうこの漢字は「カラス」をあらわします。

この漢字。ヒントを出すとカラスと答えることが出来ますし、一回やると小学一年生でも忘れません。

それほど納得できて面白い由来だと、常用漢字ではない「烏」もすぐに覚えることが出来ます。

実際の授業でも漢字カードを使い、由来などを織り交ぜながら紹介しています。

漢字に対する興味関心を引き、好きになってもらう。

そうすると子どもは知的好奇心からどんどん知識を吸収します。

学ぶためにはまず好きになることが大事。

漢字の豆知識や実際に授業でやっていることなどもこのブログで少しずつ紹介できればと思っています。

それではよき漢字ライフを！

とうきょう子育て研究舎　飛田野　凌太